電気工事士の資格を取得する意味と理由 ~第一種・二種の電工資格ってメリットしかないよ~

資格取って意味ある?

電気工事士の資格を取得することに意味があるのかないのか?

先に結論を言えば、こんな事は議論する間もなく、意味があると即答できます。

というか、電気工事をするなら持っておくことにメリットしかありません。

これは他の資格でも同じような事が言えます。

よく、簿記の資格って取って意味あるの?、って議論されてるのを見かけます。

簿記資格は民間資格であり、業務独占資格でもありません。

また、持っている人が多すぎるし、最近は優秀な簿記ソフトがあるため、資格よりも経験と言われている人が多くいます。

しかし、資格取得に関する知識や、その名称を名乗れる事からも、やはり持っておくことに損はありません。

まあ今回の話とは関係ありませんが、今回の記事はそのあたりの事を色々書いていきます。

いつも通り思い立った順にどんどん書いていくので、気になるところだけ読んでみてください。

資格取得することの意味と理由

今回の記事も、あくまで私の経験とかを元に、個人的な考えを書いていきます。

全てにおいて当てはまるわけではありませんが、まあまあ的を得ていると思います。(←自分で言うなってか)

という事で、本題に入っていきます。

まずはメリットから。

資格称号・肩書として使える

電気工事士の資格範囲に該当する業務は、独占業務であるため、資格所有者しか行えません。

※業務独占資格、についての詳細はまた今度・・・

つまり、仕事を行うためには、資格が必要なんです。

当たり前の事ですが、普段仕事をしている人や、学生さんなどは、この重要性を理解していない方が多いです。

資格を所有していても、持っていて当たり前、と思っている方も多いですね。

だけど、仕事を発注する側からしたら、担当者の技術などについて何も知らないわけですから、名刺や名簿を見て判断するしかないんです。

資格を持っていれば、堂々と名乗れますし、名刺や名簿、履歴書等にも記載できます。

たったそれだけ?

と思うかもしれませんが、これが思ってる以上に大事だったりする場面があるんですよね。

また、どんな業種であれ、独立したら必ずと言っていいほど名刺は必要です。

そこに、資格名称、が書いてあるのとないのでは印象も大きく変わってきます。

テレビで専門家が色々な事を発信していますが、そこに資格があるのとないのとでは全然印象が違いますよね?

まあ考えは人それぞれですが、名刺に資格が書いてあると、やっぱりかっこいいですよ。

給料が上がるかも?

会社によっては、資格手当、という手当がある所もあります。

例えば、二種5000円、一種10000円、などですね。

もちろん資格手当が無い会社もあるので、そういった会社で働いている人はメリットを感じないでしょう。

ちなみに私が勤めていた大企業には、資格手当はありませんでした。

手当が無いと意味ないよね、なんて思うかもしれませんが、それは上記に上げた事や、これから書くことも考えてみてください。

これは転職の時にも言えることで、資格所有者は手当アリ、と言った求人もあります。

また、資格取得をなんらかの形でサポートしてくれたり、その努力に対して報奨金があったりする企業もあるため、1つの目標として捉えるのも良いかもしれません。

信頼を得やすい

最初に書いた事と少し被るのですが、やはり資格所有者であれば安心して仕事を任せることができます。

もちろん、資格を持っているからと言って、必ずしもその人が腕利きの職人さんだとは限りません。

ただ、発注者はそれがわかりませんから、やはり名刺などからそれらを判断することになります。

無資格だと、新人か、とか、仕事出来ないのでは?、と思われても仕方ありません。

個人的には、それはプライドが許さないので、他人(資格所有者)と比べられて嫌な思いをしたくないというのもありましたね(当時は・・・)

電気工事士側からと、全くの素人(発注者)さん側からのイメージって、思っている以上に違ったりするので、やはりそういった意味でも資格はあった方がいいと思います。

知識が身につく

これも当たり前の事ですが、資格を取得するためには勉強しなくてはなりません。

あくまで資格取得のための一時の勉強だとしても、それは割と頭に残っているものです。

これも仕事をするうえで重要で、資格取得の為にした勉強は、かならず実践でも役立ちます。

まあほんと当たり前の事なんですけど、それさえ知らずに仕事はできませんから、知識の部分で必ず必要になってくると思います。

だって知らないと電線や機器の選定が出来ませんからね。

デメリットは無し!!!

最後に・・・

資格を取得することにデメリットなんてありません。

お金も時間も必要ですが、それは自分自身のためです。

所謂、自己投資、ですね。

例え他人になんて言われようが、電気工事業に従事するなら、例え資格範囲外だとしても、取得しておく事をオススメします。

私は、どんな資格であれ、メリットしかないと思っています。

ちなみにですが、電気にかかわる資格って結構あるので、ジャンルによっては、電工資格以外の資格を取ってもいいと思います。

知名度は低いですが、通信関連ならそれらの資格もありますし、盤製造ならその資格もあります。

より自分に合った資格を探してみましょう。

資格を取得して感じたこと

ここからは完全に自分の体験談です。

仕事がどうとかではなく、単純に自分で感じた事です。

あまり役には立たないかもしれませんが、意外と重要なのではないかと思ってます。

凄いと言われる・褒められる

ほんとどうでもいいことかもしれませんが、「凄いね」とか「良く頑張ったなー」なんて言われると、私はとても嬉しかったですね(笑)

特に一種電工は周りでは持っている人が少ないので、めちゃくちゃ褒められました。

電工の資格は国家資格でもありますし、受講するだけでもらえる資格ではありません。

しっかりと勉強し、対策を練らないと合格はしません。

上級資格になればなるほどその傾向は強まるので(当たり前ですが・・・)そういった意味では、主任技術者(通称電験)、の資格なんかはかなり誇れるとおもいますよ!

くだらないことかもしれませんが、所有資格により周りに与えるイメージも変わってきます。

ステータス?みたいな感じです。

どうせなら、良く見られたいですよね!?

就職・転職で有利?

私が転職活動をしている時の事なのですが、その時は面接を受けたほとんどの会社から内定を貰えました。

これは採用担当者の個人的な感情もあるので、資格だけ、で内定を貰えたわけではないと思いますが、やはり持っておいて良かったなと感じました。

また、求人内容には、資格保有者優遇とか、第二種電気工事士所有者のみ、といった求人も多数見かけました。

必ずしも就職・転職が成功するとは限りませんが、無資格者よりは優遇されるのではないかと思います。

まとめ

今回はあくまで個人的な意見として書きましたが、あながち間違ってはいないかなと・・・

仕事をするうえで資格が必要なのは当たり前の事ですが、無資格で入社することもあると思います。

そうなったときには、やはり早めに取得することをオススメします。

何度も言いますが、持っているのといないとでは全然違います。

中には、給料のため、と考える人もいるかもしれません。

それでもいいと思います。

理由はどうであれ、プラスに考えて取得を目指してみてください。

あくまで個人的な意見ですので、参考までに・・・

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